最近よく見るようになりましたね。セクハラ・パワハラニュース。
我々の業界では「あの人はセ・リーグ所属」「あの人はパ・リーグの選手」なんて使い方をしています。大事なニュースほかにあるでしょ・・・しかしトップニュースは、どこかの社長・政治家・スポーツ選手のパワハラセクハラだったりします。分かりやすく善と悪に分けられる話題ですし、“まさかあの人が・・・”と視聴者の食いつきもいいようです。
女子アナがカメラを見据えてこう話し始めます。
「我々は独自に△△氏の、その時の音声を入手しました。そこには耳を疑うような発言が・・・」
スマホで記録したと考えられる不鮮明な音声。しかし生々しさがあります。本来は音質も良くないため放送の基準に照らし合わせるとNGな音声ですが、その生々しさから・・・
「聞いていられる」
と1分も2分も3分も放送します。確かに数字はいいんです。耳を澄ましたくなりますもんね。
ニュースを伝える側は「善」 そしてパワハラ・セクハラ側は「悪」
そんな図式が報道番組のなかで出来上がっていきます。そんなにマスコミは偉いんでしょうか?中にいる私でさえ思う時があります。
世の中でマスコミと言われはじめて久しいですが、内部にもマスコミの今の報道姿勢に不満を持っている人がいることを知ってもらいたい!!!
局内のパワハラ・セクハラの現状は?
以前から比べると少なくなりました。確実に。私も先輩に殴られたり、蹴られたり、暴言をあびせられたりしました。それが良かったとは言いませんが、勉強になった節もあるので、今となっていい思い出でもあります。
今はそんなことしたらとんでもないことになります。
言葉が少し荒い人が、いつの間にかいなくなったり・・・
部下に対して夜中にラインを入れて消えた人も・・・
他局ですがストーカーで逮捕された人も知っています。
マスコミは正直まだパワハラ・セクハラ体質から完全に脱却できていないのが実情です。その理由を簡単にまとめました。
放送局内のパワハラ・セクハラが発生する要因
1. パワーバランスの不均衡
放送局内では、上司と部下というヒエラルキーが存在し、その中でパワーバランスが形成されます。特に上司が権力を持ち、その権力を濫用して部下を支配しようとする場合、パワハラやセクハラが発生しやすくなります。上司が組織内での地位や影響力を利用して、部下に不適切な行動を強要することがあります。
2. 競争やプレッシャー
放送業界は競争が激しく、番組の視聴率や広告収入などの数字に常に注目が集まります。このような環境下では、成果を上げるために高いプレッシャーがかかります。その結果、ストレスが蓄積し、一部の人々がそのストレスを他者に向けることがあります。パワハラやセクハラは、ストレス発散の手段として誤って使用されることがあります。
3. ジェンダーの不均衡
放送業界は、男性が支配的な地位に就くことが多い職場であり、ジェンダーの不均衡が見られることがあります。男性が上司や権力者であることが多いため、女性がセクハラの被害に遭う可能性が高まります。また、男性同士のパワーバランスの中でのパワハラも問題となっています。
4. 社内文化や風土
放送局内での社内文化や風土も、パワハラやセクハラが発生する要因の一つとして考えられます。業界には特有の文化や慣習があり、それが問題行動を容認する土壌を生み出すことがあります。特定の行動や慣習が「当たり前」とされ、その中で不適切な行動が見過ごされることがあるため、問題が放置されることがあります。
5. 権威や評価基準の曖昧さ
放送局内での権威や評価基準が曖昧である場合、パワハラやセクハラが発生しやすくなります。上司の行動や言動が判断基準を超えている場合でも、その権威が認められることがあり、問題が放置されることがあります。
以上の要因から、放送局内でのパワハラやセクハラが発生することがあります。これらの問題に対処するためには、適切なルールや教育プログラムの実施、従業員の意識向上などが重要です。また、組織全体での文化の改善や風土の変革が必要です。
うーん。改めてまとめると私自身に当てはまることもいくつかありますね。気をつけなければいけません。言葉を選びながら後輩や部下に接する必要がありとまどう。。。。ソフト老害に私も入っているんでしょう。
女子アナが行うセクハラってあるのでしょうか?
セクハラというと男性が女性に行う性的なハラスメントですが、女性も無意識でセクハラを行うものです。特に女子アナはその傾向が強いように感じます。どんな事例があるのでしょう?
事例① 過度なボディタッチ
彼女らはおそらく男に困らない人生を歩んでいます。男とのコミュニケーション力も長けています。おじさんたちをどのように利用すればいいか本能でわかっています。その手段のひとつが過度なボディタッチ。普段の会話の中で自然に行われます。
「女子アナに触られるなんてうらやましい!」
そう思う人もいるかもしれませんが、必要以上のボディタッチはこちらも反応に困りますし、男が女にやると即セクハラ!になることを考えれば簡単に受け入れることはできません。
事例② 社会人として非常識な服装
昔ほどではありませんが、男性はスーツ着用が基本。しかし女性はカジュアルすぎなければ自由な服装が認められています。これなぜなんでしょう?
女性アナウンサーは人に見られる職業。たとえ撮影がなくても派手な服装をしている人が多いです。中には信じられないようなミニスカートで出勤したり。胸元が大きく開いた服の人も。目のやり場に困ります。「見なければいいじゃん!」とひとは言いますが、打ち合わせや撮影でどうしても接する機会が多いため、本能からか目で追ってしまうこともしばしば。
オシャレは自由!と声高に叫ばれますが、誰かの迷惑になっているのも事実。わかってほしいんですけど
女子アナを目指すみなさん!その行為、迷惑になるかもしれません!