ローカル局のアナウンサーのお仕事知っていますか?あんなことやこんな事。ローカルアナウンサーの厳しく悲しい現実・・・

アナウンサー

アナウンサー・・・なんて素敵な名前の職業なのでしょう。

もちろん、アナウンスすることがお仕事です。アナウンスとは・・・

アナウンス(announce
[名](スル)
 放送によってニュースや案内などを告げること。また、その放送。「到着時刻を—する」「場内—」
 公表すること。正式発表すること。「政府からの—」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

という意味です。

一概には言えませんが、事前に決められたことを「告げる・公表すること」 そんなイメージが近いようです。そこには個人の主観は入らず、与えられた文を読むのがアナウンサーの本来の仕事です。

しかし実際はどうでしょう??

個人的な話題をSNSや放送で言葉にしたり、食レポして感想を言ったり、時には番組でタレントのアテンドを任せられたり・・・「個」を大切にする仕事が多い職業でもあります。

本来の業務から逸脱して“タレント気取り”などと揶揄されることもある悲しい職業でもあるんです。

そんな彼らのローカル局での仕事は“アナウンス”だけにおさまりません。

ローカル局アナのお仕事とは?

常に人材不足に陥っているローカル放送局。しかしその業務は多岐にわたります。少し羅列すると・・

  • 原稿・台本
  • リサーチ
  • 編集
  • 放送送出

それぞれの仕事には下準備など表にでない細かな業務もあります。どれも作っては壊すの繰り返し。時間がかかるお仕事です。

アナウンスだけしていればOK!という時代ではすでにありません。在京キー局、在阪準キー局などのようにお金や人材が豊富で、ロケ1発で帰宅できる!なんてことはローカル局にはありません。

うちの局はアナウンサーがカメラマンをしたり、サブに入り放送送出のスタッフとして働くこともあります。

これがアナウンサーの仕事なのか?・・・・

テレビで見るきらびやかなアナウンサーの姿を見て育った彼女らは、現実とのギャップと闘いながら、ジレンマを感じながら毎日の仕事に励みます。不憫といえば不憫な職業なのですが。。。

ローカル局の悲しい現実 理想とのギャップの狭間で

当然そんな現状に満足できない彼女たち。一致団結して会社にモノもうしますが、その意見は聞き入れられるものではありません。だってローカル局って崖っぷちですもの。

そんな彼女に社員は心の中でこうつぶやいています。

それではキー局に就職してはどうでしょう?

ほぼ例外なくキー局の就職試験を受けている彼女ら。仕方なくローカルに身を投じています。

就職活動に敗れ、妥協でローカル局で働き、声だけ大きい彼女らに皮肉をこめてこうつぶやくのでした。

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